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Special
Session IV:
Assessment of the Patient Following MI
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心エコーの役割
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Role of Echocardiography
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入院時の鑑別診断に大動脈解離や心膜炎が含まれる場合、心エコーが有用であることを、Zoghbi博士は示した。入院後においては、合併症の診断に心エコーが使われることもある。しかしながら、発表の大半は、退院前のリスクを心エコーでいかに評価するかに関するものであった。本セッションにおいて、Zoghbi博士は、安静時、及び、特にドブタミン投与による負荷エコーについて講演した。
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冠動脈造影の役割
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Role of Coronary Angiography
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Bashore博士は彼のプレゼンテーションの元になっている資料、データのほとんどは、American College of Cardiologyのウェブサイト
(www.acc.org)で利用可能であると言及した。そして、心筋梗塞発症時におけるprimary PTCA [血栓溶解療法を行わずに行うPTCA(経皮的冠動脈形成術)]
及びrescue PTCA [血栓溶解療法で閉塞血管の開通が得られずに、次いで行うPTCA] に対するガイドラインについて説明した。さらに、冠動脈造影による心筋梗塞後に合併症が生じるリスクの予後の判定に対する説明を行った。
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核医学画像の役割
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Role of Nuclear Imaging
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Dilsizian博士は、タリウム画像の診断および心筋梗塞後のrisk stratification における役割について手短に講演した。再灌流時代の核医学画像、特に梗塞を繰り返す患者や心不全を有する患者が、再疎通療法に価する十分な生存心筋を有するかどうかを評価することに、時間の大部分が割かれていた。博士は、左室リモデリングに関する研究が、核医学画像の将来の可能性を示唆しているという話で締めくくった。
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