Special Session IX:
The Surprising Outcomes of Modern Treatment of Valvular Heart Disease:
Effect on Timing of Surgery
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僧帽弁狭窄症
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Mitral Stenosis
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最近のガイドラインはバルーンを用いた経皮的交連切開術を重症僧帽弁狭窄症患者(クラスV〜Wの症状)に制限しているが、Turi博士はその閾値を下げる様に力説した。血行動態上有益である証拠は強く、そして治療の遅れはそれ自身の危険性を内含している。有効性を確認するために無作為研究が必要である。
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大動脈弁閉鎖不全症−内科的治療法
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Aortic Regurgitation-Medical Therapy
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大動脈弁閉鎖不全症の病状の進展を緩和する薬剤がいくつか明らかとなった。これらの薬剤による効果によって、症状や左室機能の悪化が見逃されてしまうことがないことも示唆されている。無症状で駆出率が正常な中等度から重度の大動脈弁閉鎖不全症患者では、内科的治療が有益である可能性が考えられる。
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無症状の大動脈弁狭窄症
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Asymptomatic Aortic Stenosis
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現在無症状である大動脈弁狭窄症患者のうち、将来症状が出現して弁置換術が必要となる高危険群の同定が、最近報告されつつある。医師は頻回の診察と運動耐容能試験、心臓超音波試験を駆使することによって、これらの高危険群にある患者を見分けることができる。
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僧帽弁閉鎖不全症
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Mitral Regurgitation
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最近の僧帽弁閉鎖不全症の治療に対する考え方は、「今何かをする」ということである。これは、悲惨な予後をたどることがはっきりするまで外科的治療を待つという伝統的な考え方とは異なっている。この治療概念の変化は、保存的な内科的治療による結果がおもわしくないことと、外科的手技の向上によるものである。
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