ペースメーカーや除細動器などの心臓デバイスを生体吸収性の抗菌性エンベロープで包むことにより、1年以内の重大なデバイス関連感染リスクが40% 減少し合併症は増加しない、とAmerican College of Cardiology's 68thAnnual Scientific Session で発表され、同時にNew England Journal of Medicine に掲載された。25か国の患者計6,983人がWRAP-IT トライアルに参加した。この抗菌性エンベロープを挿入された患者のうち、25人(0.7%)が1年以内に重大なデバイス感染を発症したのに対し、コントロール群では42人(1.2%)であった。 |