新たなMRIガイド下経尿道的超音波焼灼術は前立腺がんを有効に治療し副作用は最小限である、とのTULSA-PRO® ablation clinical trial(TACT)の結果が2019 annual meeting of the Radiological Society of North America で発表された。12か月後、臨床試験対象者の前立腺容積は術前に平均 39 cm3 であったものが、治療後には 3.8 cm3 まで減少した。また臨床試験対象者の80% において臨床的に有意ながんが消滅し、1年後の生検では111人中72人(65%)にがんの所見が認められなかった。血液中の前立腺特異抗原(PSA)値は、中央値が95% 低下した。重度の毒性は低率で、消化管合併症は認めなかった。 |