徐放製剤paliperidoneの長期投与は統合失調症症状のコントロールおよび、短期治療で得られた人格的社会的機能の改善の維持に役立つ、とInternational Congress on Schizophrenia Research学会で発表された。このスタディは、6週間のpaliperidone、オランザピン、またはプラセボを1日1回投与する無作為試験を終了した患者に対する、 52週間の延長オープンラベル試験である。1,083人の患者は、北米、ヨーロッパ、およびアジアを含むいくつかの大陸で治療された。短期間のトライアルでpaliperidoneを投与された患者がこの延長スタディに参加するためには、スタディ終了までにプラセボを投与された患者と比較し有意な改善を示す必要があった。計47%の患者が長期スタディを終了した。延長スタディ開始後12週間に認められたPositive and Negative Syndrome Scaleの合計スコアおよびPersonal and Social Performance scale scoreの改善はその後のトライアル期間中維持された。 |