不安障害は甲状腺疾患や片頭痛のような様々な身体疾患と独立した関連があるようである、とArchives of Internal Medicine 10月23日号に掲載された。研究者らは、質問表、プライマリケア医による問診、血圧測定、血液および尿検査、およびDSM-IVクライテリアを用いて評価した精神科的問診のデータを収集したGermanプロジェクトの対象の一部の成人4,181人(男性1,193人女性2,268人)のデータを評価した。全ての患者のうち429人(8.4%)が前の月に不安障害を有しており2,610人(60.8%)が身体疾患を有していた。不安障害は、特に呼吸器疾患、甲状腺疾患、消化器疾患、関節炎、アレルギー、および片頭痛などの身体疾患と関連があった。不安障害と身体疾患を有する者のほとんどは不安障害を先に発症した。両者を有する人々はまた、不安障害か身体疾患のみを有する者と比較しQuality
of lifeが低いと訴える傾向にあった。
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