地方あるいは大都市圏いずれにおいても、ファストフードの店舗密度は心筋梗塞(MI)率と正相関する、と67th Annual Scientific Meeting of the Cardiac Society of Australia and New Zealand (CSANZ 2019) で発表された。ファストフード店が人口100,000人当たり1店舗増える毎に、年4件のMI症例が増加した。この結果は、年齢、肥満、高脂血症、高血圧、喫煙の有無、および糖尿病で補正した後でも、地方あるいは大都市圏にかかわらず一貫して認められた。これらの結果は、健康に影響を与える可能性のあるものとして、個々人の食環境の重要性を強調している。 |