人工知能(AI)はデジタル乳房トモシンセシス(DBT)の有効性および精度を改善するのに役立つ、とRadiology: Artificial Intelligence に掲載された。全体的に、AI を用いながらDBT 症例を読影することにより、AI を用いない場合に比べ、読影の感度は8% 上昇し、再検査率は7% 低下、読影時間は半減した。さらに、放射線科医の総合パフォーマンスをよりよく表すために、感度および特異度を組み合わせ1つの基準としたグラフ化変数であるROC 曲線下面積(AUC)においても、改善が認められた。放射線科医のパフォーマンス(平均AUC)は、AI を用いない場合の0.795 からAI を用いた場合の0.852 まで上昇した。 |