第Ib相KEYNOTE-001試験の5年間データから、ペムブロリズマブは安全かつ有効であり、進行非小細胞肺がん(aNSCLC)の全生存率を大幅に上昇させることが示された。特に、化学療法の前治療歴のない患者の23.2% および化学療法の前治療歴のある患者の15.5% が5年後に生存しており、最も有益性が認められたのはPD-L1の高発現患者であった。これは、aNSCLC の5年生存率が平均5.5% であった免疫療法以前の時代から、著明に改善したことを示している。このスタディ結果は2019 ASCO Annual Meeting で発表され、Journal of Clinical Oncology に掲載される。 |