PD-L1 陽性、HER2 陰性の進行胃がんおよび胃食道接合部(G/GEJ)がんを有する患者に対し、ペンブロリズマブによる一次治療は標準化学療法に匹敵する生存率をもたらした、と2019 ASCO Annual Meeting で発表された。ランダム化第III相試験 KEYNOTE-062 はまた、PD-L1 高発現腫瘍を有する患者に対し、ペンブロリズマブの全生存率における臨床的に意味のある改善も示した。2年後、ペンブロリズマブを単剤投与された患者の39%(すべてPDL-1 高発現患者)は生存しており、標準化学療法を受けた患者では22% であった。重篤な副作用の発現率は、ペンブロリズマブを単剤投与された患者群で最も低かった。 |