持続する血管運動性症状(VMS)を有する女性は、VMS を全く経験したことのない女性に比べ乳がんと診断される確率が高い、と Menopause オンライン版に掲載された。VMS にはホットフラッシュや盗汗などの症状が含まれる。女性25,000人超を対象にした17.9か月の追跡を通して、1,399件の乳がん発症が認められた。持続するVMS(10年以上持続する症状で定義)を有する女性は、VMSを全く経験したことのない女性に比べ、乳がん発症率が高かった。乳がん特異的死亡率は持続性VMSを有する女性において高かったが、これは統計学的に有意ではなかった。 |