ACC2003は第一製薬(株)の提供です。


DOL ACC2003 学会速報

 
 
Medical Director
Bruce B. Dan, M.D.
日本語版監修
篠山重威(浜松労災病院院長)



 オーディオ の付いている演題は音声付きです。

Special Session:
Late Breaking Clinical Trials III

Anglo-Scandinavianにおける心臓予後試験(ASCOT試験):高血圧患者の脂質低下療法による有病率−死亡率の変化

The Anglo-Scandinavian Cardiac Outcomes Trial: Morbidity-Mortality Outcome from Lipid-Lowering in a Hypertensive Population
オーディオ
この大規模臨床試験ではコレステロール値が正常または軽度に上昇している高血圧患者で冠動脈イベントのリスクが検討された。降圧療法に加えてアトロバスタチンが投与された患者では非致死的心筋梗塞あるいは致死的冠動脈イベントの発生は36%少なかった。これらの所見から降圧療法にスタチンを加えることによって冠動脈イベントの発生を有意に阻止することができることが示唆される。

Atherosclerosis Risk in Communities(地域社会における動脈硬化症のリスク:ARIC)試験でみられたリポ蛋白関連ホスホリパーゼA2、高感受性C反応性蛋白と中年男女における冠動脈疾患罹患のリスク

Lipoprotein-Associated Phospholipase A2, High-Sensitivity C-Reactive Protein, and Risk for Incident Coronary Heart Disease in Middle-Aged Men and Women in the Atherosclerosis Risk in Communities (ARIC) Study
オーディオ
リポ蛋白関連ホスホリパーゼA2(Lp-PLA2)と高感受性C反応性蛋白(hs-CRP)は独立して冠動脈疾患(CHD)の発生を予測する。さらに、LDLコレステロールのレベルが正常値を示す者でも、Lp-PLA2やhs-CRPが高値であればCHDのリスクをもっている可能性がある。これらのデータはLp-PLA2が冠動脈イベントの予測因子であることを示す新しいエビデンスを提供するものである。


目次へ




お問い合わせ  -  プライバシーポリシー  -  免責条項  -  著作権  -  会員規約
Copyright 2003 by DOL Inc. All rights reserved.