DOL ACC2003 学会速報
Medical Director
Bruce B. Dan, M.D.
日本語版監修
篠山重威(浜松労災病院院長)
の付いている演題は音声付きです。
Special Session:
Late Breaking Clinical Trials II
phVEGF-A
165
による重症虚血性心疾患の遺伝子治療:Euroinject One試験
Gene Therapy With phVEGF-A
165
in Severe Ischemic Heart Disease: The Euroinject One Trial
他の治療法がすべて試み尽くされた80例の安定狭心症患者を対象にして内皮成長因子を用いた無作為二重盲検試験が発表された。可逆的虚血心筋内に成長因子の直接注入が行われた。心筋灌流を評価するために画像診断がベースラインと3ヵ月目に行われた。その評価は読影者に治療の内容や撮像時期を告げずに行われた。遺伝子治療によって心筋灌流は改善し、1日当たりの狭心症発作回数とニトログリセリンの使用も減少した。遺伝子に関係した有害事象は認められなかった。
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